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研究者情報

データ更新日:2024年12月15日

田村 うらら (たむら うらら) 准教授 Ulara Tamura

所属組織・役職等

人間社会研究域 地域創造学系 人間社会研究域 人間科学系(地域創造学専攻)
准教授

教育分野

【学士課程】
人間社会学域 地域創造学類 観光学・文化継承コース
【大学院前期課程】
人間社会環境研究科 地域創造学専攻
【大学院後期課程】
人間社会環境研究科 人文学コース

所属研究室等

学歴

【出身大学院】
京都大学 博士課程 人間・環境学研究科 2009/03 単位取得満期退学
京都大学 修士課程 人間・環境学研究科  2004/03 修了
【出身大学】
京都大学  2002/03 卒業
【取得学位】
博士(人間・環境学)

職歴

生年月

所属学会

日本文化人類学会 理事、評議員、男女共同参画・ダイバーシティ推進委員長(2022-2026)
日本文化人類学会 次世代育成セミナー実施運営委員(2013-2015)
日本文化人類学会
日本中央アジア学会
日本生態人類学会
日本中東学会

学内委員会委員等

受賞学術賞

○第6回日本文化人類学会奨励賞(2011/06/12)

専門分野

文化人類学・民俗学

専門分野キーワード

人類学,グローバル/ローカル,トルコ,モノ研究(物質文化),経済人類学,ユルック(遊牧民)

研究課題

現代トルコ遊牧民(ユルック)の生活と社会的布置の変容に関する人類学的研究

著書

  • 『トルコ絨毯が織りなす社会生活――グローバルに流通するモノをめぐる民族誌』 世界思想社 2013/04 原著書 単著 田村うらら
  • Fashionable Traditions 2020 原著書 共著 9781498586498
  • 『フィールドワークへの挑戦―〈実践〉人類学入門』 世界思想社 2006/04 原著書 共著 菅原和孝
  • 目でみる牧畜世界ー21世紀の地球で共生を探る 風響社 2022/02 原著書 分担執筆 978-4-89489-310-8
  • ラクダ:苛烈な自然で人と生きる 風響社 2023/03 原著書 共著 今村薫 編

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  • 第7章「トルコの遊牧民は時代遅れか?ー帰属意識と文化」 シンジルト、地田 徹朗編著『牧畜を人文学する』所収 名古屋外国語大学出版会 2021/03/25 田村うらら 
  • Chapter 4, "Performing Turkish Culture: The Inclusiveness of the Largest Yoruk Festival in Contemporary Turkey", In Gaku Kajimaru, Caitlin Coker, Kazuhiro Kazama Eds.) 'An Anthropology of Ba: Place and Performance Co-emerging' Trans Pacific Press & 京都大学学術出版会 2021/03 共著 Ulara TAMURA 978-4-8140-0351-8
  • 『コンタクト・ゾーンの人文学』第3巻 晃洋書房 2011/04 原著書 単著 田中雅一, 稲葉穣 編
  • 世界の手触り フィールド哲学入門 ナカニシヤ出版 2015 単著 佐藤知久, 比嘉夏子, 梶丸岳(編)

論文

  • トルコ絨毯のオーセンティシティが不問に付されるまでーパッチワーク絨毯のグローバルな流行をめぐって 田村うらら 文化人類学 88巻 3号 562-578頁 2023/12/31 査読有 原著論文
  • イスラームの礼拝用敷物ー「こだわらなさ」という特徴 田村うらら 季刊民族学 179号 82-89頁 2022/01/31 査読無 解説 研究論文(研究会,シンポジウム資料等)
  • 「トルコのラクダ相撲―ラクダ利用と異種交配の視点から」  今村薫・田村うらら 2021/03
  • 「嫁入り道具からみるトルコの近代化と人びとの価値観」 田村 うらら 『季刊民族学』 164巻 1号 79-88頁 2018 査読無 原著論文
  • “Our Carpet: Transformation from Global Commodity to Local Tradition,” 田村うらら Journal of the International Center for Cultural Resource Studies  1巻 1号 52-71頁 2015 査読有 原著論文

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  • 「トルコ南部の遊牧民ユルックの現在:生業を巡る変化を中心に」 田村 うらら 生態人類学会 ニューズレター 23巻 1号 82-88頁 2018 査読無 原著論文
  • "Weaving Rural Lifeworld and Global Science; For the Better Use of Water as the Commons among the Locals" 田村うらら Extended Abstracts of the International Symposium "Long Term Vision for the Sustainable Water & Land Use" 2011/10 原著論文
  • 「トルコ絨毯の変遷と、『テュルク系遊牧民』との連続性意識の『思い出され』かた」 田村うらら 日本中央アジア学会報 7号 12-14頁 2011/03 研究論文(プロシーディング)
  • SUPPLEMENTAL TECHNICAL NOTES AND ANALSYS TO THE FILM ‘Local Colors: Natural Dyeing in a Milas Carpet Weaving Village’ 田村うらら Proceedings of the 11th Biennial Symposium of the Textile Society of America 11号 137-142頁 2008/12 査読有 原著論文
  • 「『関係』をみる、ということ―トルコの定期市における売買関係の調査から」 田村うらら 『21世紀COEプログラム「世界を先導する総合的地域研究拠点の形成」京都ワークショップ「フィールドワークから紡ぎだす―発見と分析のプロセス―」要旨集』 2004/12 査読無 研究論文(プロシーディング)
  • 『水土の知』――『統合的水資源管理』に向けての再定礎 渡邉紹裕, 加藤久明, 田村うらら 『環境技術』 41巻 10号 594-599頁 2012 査読有 原著論文 研究論文(学術雑誌)
  • 「トルコの定期市における売り手-買い手関係—顧客関係の固定化をめぐって」 田村うらら 文化人類学 74巻 1号 48-72頁 2009/06 査読有 原著論文 研究論文(学術雑誌)
  • 「コンタクト・ゾーンを誘発し演出するトルコ絨毯」 田村うらら 『Contact Zone』 4号 60-84頁 2011/03 査読無 原著論文

講演・口頭発表等

  • 「ローカルな布の現場のグローバル市場とのつき合い方」(会議名:国立民族学博物館共同研究「伝統染織品の生産と消費—文化遺産・観光化によるローカルな意味の変容をめぐって」研究会(代表:中谷文美))(2023/02/24)
  • パッチワーク絨毯にみるオーセンティシティのありかートルコ初のグローバルな流行現象をめぐって(会議名:日本文化人類学会 第56回研究大会)(2023/06/04)
  • マイノリティから汎テュルク主義のアクターへ―トルコにおけるユルックの現在―(会議名:日本中央アジア学会2021年度年次大会 公開パネル「マイノリティ研究の新地平―ユーラシア近現代史の多声的再構成に向けて―」)(2022/03/21)
  • トルコ共和国における「遊牧民」ユルックの公共化:文化祭典の分析から(会議名:第36回日本中東学会年次大会)(2020/08/31)
  • “From Backwardness to Pride: Yoruk Cultural Revitalization through Performances in the Largest Nomadic Festival in Turkey.”in the panel "Distributed Multimodalities"(会議名:2020 SCA(Society of Cultural Anthropology) /SVA(Society of Visual Anthropology) Biennial Conference)(2020/05/08)

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  • 生業から文化へ:トルコにおける移牧の衰退と遊牧民文化復興をめぐって(会議名:第7回研究会「牧畜社会におけるエスニシティとエコロジーの相関」)(2019/05/12)
  • Engagement and Tourism Based On-site Education Programs at Kanazawa University(2019/12/13)
  • 「欧亜の万華鏡——トルコの多様性をめぐる歴史と現在」(会議名:京都市地域女性連合会研修会)(2013/07/19)
  • 「他者」の志向と向き合うートルコ絨毯の流通・修繕・加工の現状と考察」(会議名:国立民族学博物館共同研究「表象のポリティックス―グローバル世界における先住民/少数者を焦点に」研究会(代表:窪田幸子))(2014/01/11)
  • 「トルコ絨毯にみる「伝統」の今:民族文化の邂逅が織りなすモノの歴史と現在」(会議名:東京都中央区連携講座)(2014/09/20)
  • 「いかに文化的他者と仲間として共に暮らすか:人類学徒の視点から」(会議名:京都府民公開講座「グローバル社会をどう生きるか」)(2015/12/13)
  • 「私のトルコ滞在記 -イスラーム教徒と暮らした2年間-」(会議名:公開講座『お寺でイスラーム文化入門』)(2017/06/10)
  • 「野菜行商『振売り』の農業と商い -1999-2001年の調査より」(会議名:食文化論基盤整備研究会)(2018/01/26)
  • 絨毯と出会う、織り手と出会う(会議名:国立民族学博物館共同研究「伝統染織品の生産と消費—文化遺産・観光化によるローカルな意味の変容をめぐって」研究会(代表:中谷文美))(2019/07/07)
  • トルコ絨毯を通して考える、グローバル化時代の『伝統的』手工芸(会議名:日本文化人類学会北陸地区研究懇談会(第134回北陸人類学研究会))(2015/12/19)
  • Local Handicrafts Culture and Market Economy: a Suggestion from a Case Study of Turkish Carpet Production(2016/09/13)
  • トルコ南部の遊牧民ユルックの現在:生業を巡る変化を中心に(会議名:生態人類学会第23回研究大会)(2018/03/24)
  • 「トルコ絨毯の軌跡—礼拝用敷物セッヂャーデを中心に」(会議名:国立民族学博物館共同研究「モノをとおしてみる現代の宗教的世界の諸相」研究会(代表:八木百合子))(2018/10/27)
  • 「トルコ南部の定住ユルック:「ユルック性」の境界と広がり」(会議名:科研「牧畜社会におけるエスニシティとエコロジーの相関」研究会)(2018/06/23)
  • “Trading Days: An Examination of Labor Exchange in Turkish Carpet Weaving Villages”(会議名:The International Workshop on "Debt: 5000 Years and Counting" by David Graeber)(2018/06/08)
  • 絨毯に織りなされる社会関係~トルコ南西部ミラスの村落部の事例から(会議名:日本文化人類学会 第42回研究大会)(2008/05/31)
  • TO ELOPE OR NOT TO ELOPE?: Anthropological Analysis on Women as Makers of Dowry and Global Commodities(2007/06/28)
  • “Local Colors: Natural Dyeing in a Milas Carpet Weaving Village”(会議名:11th Biennial Symposium of Textile Society of America)(2008/09/27)
  • 「トルコ絨毯の変遷と、『テュルク系遊牧民』との連続性意識の『思い出され』かた—トルコ絨毯研究動向と生産現場における人々の日常実践を中心として」(会議名:日本中央アジア学会)(2010/03/28)
  • “Localized Global Commodity, Globalized Local Goods: Dynamics of Various and Customary Roles of Carpets in a Turkish Carpet Producing Area”(2010/10/05)
  • Turkish Carpets in Motion: The Various Phases of Local Consumption and Incidental Commoditization(会議名:国際ワークショップ「捨てるもの、捨てられないもの――布の履歴からモノの消費を考える」)(2012/02/08)

その他(報告書など)

  • 国造地区の概要 田村うらら 金沢大学文化人類学研究室 調査実習報告書 第39巻 39巻 1-9頁 2023/03/31 ⑬会議報告書等
  • 『世界民族百科事典』 国立民族学博物館 編 丸善出版 2014/07
  • 「上平・平地区の概要」 金沢大学文化人類学研究室編『金沢大学フィールド文化学/金沢大学文化人類学研究室調査実習報告書』38 所収 田村うらら 金沢大学文化人類学研究室 2021/03/31
  • 見せて魅せるトルコの祝儀 田村 うらら  月刊みんぱく 44巻 1号 7頁 2020 ⑭その他記事
  • “Trading Days: An Examination of Labor Exchange in Turkish Carpet Weaving Villages” Ulara TAMURA Presented Paper of the International Workshop on "Debt: 5000 Years and Counting" by David Graeber, 1巻 1号 1-8頁 2018/06 ⑦総説・解説(国際会議プロシーディングズ)

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  • 「トルコのイスラーム礼拝用絨毯」 田村うらら 月刊 みんぱく 42巻 7号 7-8頁 2018/07 ⑧総説・解説(大学・研究所紀要)

芸術・フィールドワーク

○フィールドワーク(2016/08/25-2022/03/31)(開催地:トルコ共和国)(成績:トルコ遊牧民ユルックの多層化と法経済文化の相関関係についての調査)
○民族誌映画『ボザランBOZALAN』の制作・発表(2008/09-2009/03)(成績:長期フィールドワーク中に撮影した映像から、民族誌映画を自主制作・発表した)
○海外フィールドワーク(2011/09-2011/10)(開催地:アダナ・ウルファ等(トルコ共和国))(成績:近代灌漑による社会経済的変化に関する調査(総合地球環境学研究所の「水土の知」プロジェクトに関わる調査))
○フィールドワーク(2014/12-2015/01)(開催地:ミラス・アクサライ・イスタンブール(トルコ)、ハンブルク・ベルリン(ドイツ))(成績:トルコ絨毯の修繕と展示に見る、現代的消費の人類学的研究)
○海外フィールドワーク(2005/01-2006/12)(開催地:ミラス等(トルコ共和国))(成績:トルコ手織絨毯の生産流通に関わる経済人類学的/モノ研究的調査)
○海外フィールドワーク(2003/06-2003/10)(開催地:イズミール(トルコ共和国))(成績:都市定期市の経済人類学的調査)

特許

共同研究希望テーマ

科研費

○若手研究「遊牧民の現代的布置に関わる人類学的研究-トルコのユルックの生活設計とグローバル化」(2018-2021) 代表者
○基盤B「牧畜社会におけるエスニシティとエコロジーの相関」(2017-2021) 分担者
○基盤研究A「「アジア地域における布工芸品の生産・流通・消費をめぐる文化人類学的研究」」(2014-2017) 分担者
○若手研究(B)「トルコ絨毯の産地における文化社会的価値と品質の相関ー手工芸の持続的発展に向けて」(2015-2017) 代表者
○特別研究員奨励費「市場経済化に伴う貴重財の変遷―トルコ絨緞生産地域の「嫁入り道具」を事例として」(2008-2009) 代表者
○特別研究員奨励費「民族的モノの再生と保存に関わる人類学的研究-トルコ絨毯の修繕と展示を中心にして」(2012-2014)
○基盤研究(B)(一般)「本物体験が資源保全とツーリズムの持続性に果たす役割の解明」(2023-2026) 分担者
○基盤研究(C)(一般)「地中海イスラーム世界の自然観の再検討:トルコ遊牧民の人間-動物関係を中心に」(2022-2025) 代表者

競争的資金・寄付金等

共同研究・受託研究実績

A-STEP採択課題

学域・学類担当授業科目

大学院担当授業科目

○現代人類学Ⅰ(2020)
○現代人類学Ⅰ(2020)
○現代人類学Ⅱ(2020)
○現代人類学演習Ⅰ(2020)
○現代人類学演習Ⅱ(2020)
○現代人類学演習Ⅱ(2020)
○現代人類学演習Ⅰ(2020)
○現代人類学Ⅱ(2020)
○文化動態論特論Ⅱ(2020)
○文化動態論特論Ⅰ(2020)
○伝承文化資源学Ⅰ1(2020)
○伝承文化資源学Ⅰ2(2020)
○伝承文化資源学Ⅰ2(2020)
○伝承文化資源学Ⅰ1(2020)
○文化動態論Ⅰ(2020)
○文化動態論Ⅱ(2020)
○伝承文化資源学演習Ⅰ2(2020)
○伝承文化資源学演習Ⅰ2(2020)
○伝承文化資源学演習Ⅰ1(2020)
○伝承文化資源学演習Ⅰ1(2020)
○文化動態論1(2020)
○文化動態論2(2020)
○文化動態論1(2020)
○文化人類学分析実習1(2020)
○文化人類学調査実習2(2020)
○文化人類学分析実習2(2020)
○文化人類学演習1(2020)
○文化人類学演習1(2020)
○文化人類学演習2(2020)
○文化人類学演習2(2020)
○文化人類学調査実習1(2020)
○伝承文化資源学Ⅲ1(2018)
○伝承文化資源学Ⅲ2(2018)
○文化資源学現地研修(2018)
○先端地域創造講義(2018)
○文化人類学調査実習1(2018)
○文化動態論特論Ⅰ(2018)
○文化人類学分析実習2(2018)
○文化人類学分析実習1(2018)
○文化人類学調査実習2(2018)
○現代人類学演習Ⅰ(2018)
○文化人類学演習Ⅱ(2018)
○文化人類学演習Ⅰ(2018)
○文化動態論Ⅱ(2018)
○文化動態論Ⅰ(2018)
○現代人類学演習Ⅱ(2018)
○文化動態論特論Ⅱ(2018)
○文化人類学特論Ⅰ(2018)
○文化人類学特論Ⅱ(2018)
○現代人類学Ⅰ(2018)
○現代人類学Ⅱ(2018)
○Cultural resource studies internship(2018)
○文化資源学現地研修(2018)
○Cultural resource studies internship(2017)
○文化資源学現地研修(2017)
○文化資源学実習Ⅱ(2016)
○文化資源学実習Ⅱ1(2016)
○文化資源学実習Ⅱ2(2016)
○文化資源学現地研修(2016)
○Cultural Resource Studies Internship(2016)
○Cultural resource studies research training Ⅱ(2016)
○Cultural resource studies research training I1(2016)
○Cultural resource studies research training I(2016)
○Cultural resource studies research training I2(2016)
○Cultural resource studies research training Ⅱ1(2016)
○Cultural resource studies research training Ⅱ2(2016)
○Cultural Resource Studies Internship(2016)
○文化資源学現地研修(2016)
○Cultural Resource Studies Internship(2014)

他大学の客員教授

教育活動(FD)に関する研究

国際事業協力

留学生参加の社会活動

審議会等の参加

講演可能なテーマ

その他公的社会活動

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