佐藤 純 (さとう まこと) 教授 SATO Makoto
所属組織・役職等
新学術創成研究機構 分子神経科学部門・神経発生学研究分野
教育分野
【大学院前期課程】
医薬保健学総合研究科 医科学専攻 神経発生学研究分野
【大学院後期課程】
医薬保健学総合研究科 医学専攻 神経発生学研究分野
所属研究室等
神経発生学研究分野
学歴
【出身大学院】
東京大学大学院 博士課程 理学系研究科 生物化学専攻 2000/03 修了
【出身大学】
東京大学 理学部 生物化学科 1995/03 卒業
【取得学位】
博士(理学)
職歴
現職 脳肝センター 教授(2012/04/01-)
特任准教授 金沢大学フロンティアサイエンス機構 特任准教授(2008/02/01-2012/03/31)
助教 東京大学 分子細胞生物学研究所 助教(2007/04/01-2008/01/31)
助手 東京大学 分子細胞生物学研究所 助手(2002/05/01-2007/03/01)
博士研究員 カリフォルニア大学サンフランシスコ校 博士研究員(2000/04/01-2002/04/30)
日本学術振興会特別研究員 カリフォルニア大学サンフランシスコ校 日本学術振興会特別研究員(PD)(2000/04/01-2001/03/31)
日本学術振興会特別研究員 東京大学大学院 日本学術振興会特別研究員(DC2)(1999/01/01-2000/03/31)
生年月
1972年04月
所属学会
日本ショウジョウバエ研究会 世話人代表(2013-2014)
日本神経科学会
日本発生生物学会
日本分子生物学会
学内委員会委員等
受賞学術賞
○文部科学大臣表彰 若手科学者賞(2012/04/09)
専門分野
分子神経科学、神経発生学
専門分野キーワード
数理モデリング,神経発生,脳機能発現,神経回路形成,神経細胞移動,神経細胞の多様性,脳視覚中枢,ショウジョウバエ
研究課題
ショウジョウバエ視覚中枢の機能を生み出す発生メカニズム
ハエの視覚中枢は層構造・カラム構造といったほ乳類の脳において見られる構造的特徴を示し、脳機能が生み出される発生メカニズムを理解する上での優れたモデル系です。最も重要な機能を持つメダラ神経節は60種類以上、約4万個の神経細胞から成ると言われますが、それらどのようにして生み出され、正確な神経回路を形成するのかわかっていませんでした。私たちは幼虫期におけるメダラ前駆体が遺伝子発現によって同心円状に区画化されていること、各神経細胞は蛹期に大幅に移動し同心円ゾーンが崩壊することを見出しました。これらの現象を手がかりに、脳機能を生み出すメカニズムを研究しています。
著書
- いますぐ始める数理生命科学 MATLABプログラミングからシミュレーションまで コロナ社 2021/01/08 原著書 単著 佐藤 純 9784339067620
- Notch Signaling in Embryology and Cancer Springer 2020/03/14 原著書 分担執筆 Jörg Reichrath, Sandra Reichrath, Shahrzad Bahrampour, Stefan Thor, Chuanxian Wei, Chung-Weng Phang, Renjie Jiao, Makoto Sato, Tetsuo Yasugi, Tetsuichiro Saito, Sergio Córdoba, Carlos Estella, Nicolas Daudet, Magdalena Żak 978-3-030-34436-8
論文
- A temporal mechanism that produces neuronal diversity in the Drosophila visual center. 鈴木 匠、海道雅子、高山理恵、佐藤 純 Developmental Biology 380巻 12-24頁 2013/08 査読有 原著論文 研究論文(学術雑誌)
- Waves of differentiation in the fly visual system. 佐藤 純、鈴木 匠、中井康弘 Developmental Biology 380巻 1-11頁 2013/08 査読有 総説 研究論文(学術雑誌)
- Brain-specific-homeobox is required for the specification of neuronal types in the Drosophila optic lobe. 長谷川恵理、海道雅子、高山理恵、佐藤 純 Developmental Biology 377巻 90-99頁 2013/05 査読有 原著論文 研究論文(学術雑誌)
- Concentric zones, cell migration and neuronal circuits in the Drosophila visual center Hasegawa, E., Kitada, Y., Kaido, M., Takayama, R., Awasaki, T., Tabata, T. and Sato, M. Development 138巻 983-993頁 2011/02 査読有 原著論文 研究論文(学術雑誌)
講演・口頭発表等
その他(報告書など)
芸術・フィールドワーク
特許
共同研究希望テーマ
科研費
○新学術領域研究(研究領域提案型)「由来の異なる細胞間相互作用による神経細胞移動制御機構の解明」(2013-2014) 代表者
○基盤研究(B)「動体認識の神経回路とその動作機構」(2012-2015) 代表者
○新学術領域研究(研究領域提案型)「ショウジョウバエ視覚中枢において神経細胞の移動と形態を結びつける分子機構」(2011-2012) 代表者
○若手研究(B)「高次視覚中枢におけるWntシグナルによるretinotopy制御機構」(2010-2011) 代表者
競争的資金・寄付金等
○助成金 (2020-2021) 研究 脳神経回路の再構成技術の開発 研究助成金(新領域4.0) 上原記念生命科学財団
○競争的資金(学外) (2010-2013) 研究 ショウジョウバエ視覚系における機能的な神経回路形成機構の解明 JSTさきがけ「脳神経回路の形成・動作と制御」
共同研究・受託研究実績
A-STEP採択課題
学域・学類担当授業科目
○神経生理学(2017)
大学院担当授業科目
○アドバンスド・メディカルサイエンスセミナー(2017)
○神経発生学特論(2017)
○人体機能学(2017)
○フロンティア医学セミナー(2017)
○神経発生学特論(2017)
○神経発生学特論(2017)
○フロンティア医学セミナー(2016)
○細胞機能学特論(2016)
○人体機能学(2016)
○アドバンスド・メディカルサイエンスセミナー(2016)
○神経発生学特論(2016)
○神経発生学特論(2016)
○神経発生学特論(2016)
○神経発生学特論(2015)
○人体機能学(2015)
○人体機能学(2014)
○神経発生学特論(2014)
他大学の客員教授
教育活動(FD)に関する研究
国際事業協力
留学生参加の社会活動
審議会等の参加
○Asia-Pacific Drosophila Boardboard member(2013/05/14-)
○ナショナルバイオリソースプロジェクト(ショウジョウバエ)運営委員(2012/04/01-2017/03/31)