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研究者情報

データ更新日:2024年03月29日

轟 亮 (とどろき まこと) 教授 TODOROKI, Makoto

メール 研究室ウェブサイト

所属組織・役職等

人間社会研究域 人文学系

教育分野

【学士課程】

【大学院前期課程】
人間社会環境研究科 人文学専攻
【大学院後期課程】
人間社会環境研究科 人間社会環境学専攻 人文学コース

所属研究室等

人文学類・社会学研究室

学歴

【出身大学院】
大阪大学 博士課程 人間科学研究科 社会学 1996/05 その他
【出身大学】
金沢大学 文学部 行動科学科 1988/03 卒業
【取得学位】
修士(人間科学)

職歴

北海道大学 文学部 助手(1996/06/01-1998/08/31)
信州大学 人文学部 助教授(1998/09/01-2002/08/31)
金沢大学 文学部(2002/09/01-)
日本学術振興会 特別研究員(1994/04/01-1996/05/31)

生年月

所属学会

日本社会学会 理事、財務委員長(2021-2023)
一般社団法人社会調査協会 理事、社員、科目認定委員会委員(委員長)(2016-2023)
日本教育社会学会
北海道社会学会
アメリカ社会学会
数理社会学会 理事(副会長)(2013-2014)

学内委員会委員等

○人文学類入学者アンケート調査専門委員会 委員(2008-2023)
○人文学類FD委員会 委員長(2021-2021)

受賞学術賞

専門分野

社会学

専門分野キーワード

社会階層、規範理論、社会調査法

研究課題

合理的選択と規範理論に関する研究

 近代社会において望ましい社会や社会制度を構想する際には、まずは人々が合理的に行為することを前提とすることが、「理論的負荷」として重要である。社会的に望ましい帰結をこのような前提の下でどのように生成可能なのか、その条件を理論的に考察する。

社会階層と社会意識に関する研究

 社会調査データの計量分析によって、日本社会に生きる人々の社会意識の様態を明らかにする。特に、社会階層、学歴、ジェンダー、世代による社会意識の差異、社会における価値の対立状況を明らかにし、合意調達の可能性を考察し、また今後の社会変動を予測する。

現代的な社会環境に適合した中規模社会調査の方法論の開発

 現場の知識にもとづいて、回収率の低下や個人情報保護制度などに対応し、良質な社会調査データを収集するための実践的な方法を開発し、方法論を進展させる。特に、中規模社会調査による国際比較の可能性を高める方法について考察している。

著書

  • 無作為抽出ウェブ調査の挑戦 法律文化社 2024/01/15 原著書 分担執筆 杉野勇,平沢和司, 轟亮ほか3名 9784589043047
  • 入門・社会調査法 第4版 法律文化社 2021/04/15 原著書 編著 轟亮,杉野勇,平沢和司ほか5名 9784589041418
  • 教育社会学事典 丸善出版 2018/01/18 原著書 分担執筆 日本教育社会学会編 9784621302330
  • 高校生たちのゆくえ―学校パネル調査からみた進路と生活の30年 世界思想社 2018/03/10 原著書 分担執筆 尾嶋史章, 荒牧草平, 轟亮ほか 9784790717102
  • 社会調査事典 丸善出版 2014/01 分担執筆 一般社団法人社会調査協会編

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  • 現代社会学事典 2012/11 共著
  • 社会学ベーシックス9 政治・権力・公共性 世界思想社 2011/03 原著書 共著 伊藤公雄、友枝敏雄、轟亮ほか26名
  • 社会学ベーシックス2 社会の構造と変動 世界思想社 2008/08 原著書 共著 伊藤公雄、大野道邦、轟亮ほか24名
  • 社会学事典 丸善 2010/06 原著書 共著 日本社会学会社会学事典刊行委員会
  • 現代高校生の計量社会学 ミネルヴァ書房 2001/02 原著書 共著 尾嶋史章,荒牧草平,吉川徹,轟亮,工藤保則,金明秀 4-623-03385-6

論文

  • Evaluating the Quality of Online Survey Data Collected in 2018 in the USA: Univariate, Bivariate, and Multivariate Analyses International Journal of Japanese Sociology 30巻 1号 140-162頁 2020/09/23 査読有 原著論文 研究論文(学術雑誌)
  • モード比較研究の解くべき課題 杉野勇, 俵希實, 轟亮 理論と方法 30巻 2号 89-110頁 2015/11/30 査読有 原著論文 研究論文(学術雑誌)
  • 予備調査としてのインターネット調査の可能性 轟亮・歸山亜紀 社会と調査 12巻 46-61頁 2014/03 査読有 原著論文 研究論文(学術雑誌)
  • オーストラリアにおける社会調査の実施状況 理論と方法 46頁 2009/10 査読有 原著論文 研究論文(学術雑誌)
  • 社会調査データからみた制度改革への態度 金沢大学文学部論集 行動科学・哲学編 26頁 2006/03 査読無 原著論文 研究論文(大学・研究所等紀要)

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  • A Design of Normative Sociology Based on the Rational Choice Paradigm Makoto Todoroki International Journal of Japanese Sociology 7号 85-10頁 1998/11 査読有 原著論文 研究論文(学術雑誌)
  • Negative Attitudes toward Immigrants in Japan and the United States Ito, Daisuke. and Todoroki, Makoto Paper presented at the annual meeting of the American Sociological Association 2019/08/09 査読有 原著論文 研究論文(プロシーディング) 

講演・口頭発表等

  • 確率的オンラインパネル構築の試み(3)——ウィズコロナ、アフターコロナの生活(会議名:第96回日本社会学会大会)(2023/10/08)
  • Withコロナ時代の日米価値観調査の分析(1)——調査概要と回答分布の比較(会議名:第95回日本社会学会大会)(2022/11/12)
  • 指定討論1(テーマ部会B新しい調査法と社会調査教育)(会議名:第70回関東社会学会大会)(2022/06/19)
  • ウェブ先行の逐次型複合モード調査(3)――東京オリンピック・パラリンピックについての意識(会議名:第94回日本社会学会大会)(2021/11/13)
  • 社会調査からみる権威主義的態度等の推移―1995年と2015年の比較―(会議名:第67回北海道社会学会大会シンポジウム「権威主義とハラスメント」)(2019/06/01)

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  • 登録モニター型ウェブ調査の課題(会議名:日本学術会議社会学委員会Web調査の課題に関する検討分科会(第24期・第4回))(2019/02/27)
  • Negative Attitudes toward Foreign Residents among the Young Japanese:Examining the Role of Ethical Beliefs(会議名:The 14th Asia Pacific Sociological Association Conference)(2018/10/07)
  • 若年世代の社会意識の日米比較調査―調査の実施過程と試行的分析(会議名:第69回関西社会学会大会)(2018/06/03)
  • 若年層の意識・価値観調査(4)――価値意識・社会意識の日米比較(会議名:第91回日本社会学会大会)(2018/09/07)

その他(報告書など)

  • 視点 市民社会学者の将来 ソシオロジ 68巻 3号 87-89頁 2024/02/28 ⑭その他記事
  • オリンピックについての意識の変化:2020年と2021年の比較から 轟亮 平成30~令和3年度科学研究費補助金〔基盤研究(A)〕研究成果報告書 社会調査の困難状況に対応するコンピュータ支援型複合モード調査法の実装(杉野勇編・お茶の水女子大学) 57-70頁 2022/01/20 ⑮その他
  • 若者の社会意識と移動経験: 社会調査実習報告書 第40号 轟亮 2022/03/31 ⑮その他

芸術・フィールドワーク

特許

共同研究希望テーマ

○量的社会調査の実施とデータ解析

科研費

○基盤研究(B)(一般)「子育て世代の公共的価値志向とパーソナルネットワーク」(2023-2026) 分担者
○基盤研究(C)「地域高校の統廃合による過疎地コミュニティへの影響に関する社会学的研究」(2003-2006) 代表者
○基盤研究(B)「現代的社会環境に対応する地域社会調査の実践的方法論の開発」(2006-2009) 代表者
○基盤研究(B)「国際比較研究の基盤となる中規模社会調査の実施モデルの確立」(2010-2012) 代表者
○基盤研究(C)(一般)「計量社会学的手法による新しい若者研究の基盤形成のための調査研究」(2013-2015) 代表者
○基盤研究(B)「計量社会学的方法による若年層の価値と規範に関する国際比較研究」(2016-2018) 代表者
○基盤研究(A)「新型コロナ感染症のインパクトを適切に解明する確率的オンラインパネルの開発」(2022-2026) 分担者
○基盤研究(A)「社会調査の困難状況に対応するコンピュータ支援型複合モード調査法の実装」(2018-2021) 分担者
○基盤研究(B)(一般)「日米若年世代の価値意識の変動を解明する計量社会学研究」(2021-2024) 代表者

競争的資金・寄付金等

○競争的資金(学内) (2015-2015) 研究 グローバル時代における若年世代の価値に関する人間科学 沢大学・先魁プロジェクト【予備研究】(FS)異分野融合型
○競争的資金(学内) (2016-2017) 研究 グローバル時代における若年世代の価値と規範に関する人間科学 金沢大学・先魁プロジェクト【本格研究】(FR)異分野融合型

共同研究・受託研究実績

○グローバル時代における若年世代の価値に関する人間科学(2015-2015)
○グローバル時代における若年世代の価値と規範に関する人間科学(2016-2017)
○松本広域圏内の地域観光資源についての調査・研究(2001-2003)

A-STEP採択課題

学域・学類担当授業科目

○人文学序説A(2021)
○現代社会・人間学入門(2021)
○グローバル化時代の人間科学(2021)
○社会学概論A(2021)
○卒業論文演習A(2021)
○卒業論文演習B(2021)
○社会理論(2021)
○理論社会学1(2021)
○理論社会学2(2021)
○社会調査発展演習1(2021)
○社会調査発展演習2(2021)
○現代日本の文化と社会(2021)
○社会調査発展演習3(2021)
○社会調査発展演習4(2021)
○社会学概論1(2021)
○社会学概論2(2021)
○社会理論(2021)

大学院担当授業科目

○理論社会学特論1(2021)
○理論社会学特論2(2021)
○社会学演習Ⅰ1(2021)
○社会学演習Ⅰ2(2021)
○比較社会意識論Ⅰ(2021)
○比較社会意識論Ⅱ(2021)
○社会学調査実習1(2021)
○社会学調査実習2(2021)
○社会学分析実習1(2021)
○社会学分析実習2(2021)

他大学の客員教授

教育活動(FD)に関する研究

○金沢大学文学部学生における大学進学動機と進路意識(19)
○文学部入学者アンケート報告書2004-2007(19)

国際事業協力

留学生参加の社会活動

審議会等の参加

講演可能なテーマ

○青少年の社会意識の変化(キーワード:高校生,社会調査,まじめの崩壊)

その他公的社会活動

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