稲葉 実香 (いなば みか) 教授 INABA Mika
所属組織・役職等
人間社会研究域 法学系
教育分野
【大学院前期課程】
法学研究科 法務専攻
所属研究室等
稲葉研究室 TEL:5497
学歴
【出身大学院】
京都大学大学院 博士課程 法学研究科 公法専攻 2005/03 単位取得満期退学
京都大学大学院 修士課程 法学研究科 公法専攻 2001/03 修了
【出身大学】
京都大学 法学部 1999/03 卒業
職歴
四天王寺大学 専任講師(2007/04-2010/03)
京都大学法学研究科 助手(2005/04-2007/03)
生年月
所属学会
日本医事法学会
国際人権法学会
日仏公法セミナー
日本公法学会
比較憲法学会
学内委員会委員等
受賞学術賞
専門分野
憲法
専門分野キーワード
研究課題
著書
- 憲法演習サブノート210問 弘文堂 2021/07/15 原著書 共著 宍戸常寿・曽我部真裕編
- 『18歳から考える人権』(第2版) 法律文化社 2020/11 共著 宍戸常寿編
- 別冊法学セミナー新・総合特集シリーズ8『憲法のこれから』 日本評論社 2017/07/25 原著書 共著 片桐直人, 岡田純太, 松尾陽, 稲葉実香, 中曽久雄, 宮内紀子, 吉良貴之, 藤井康博, 鈴木敦, 金井光男, 井出明, 和泉田保一, 水谷瑛嗣郎, 堀口悟郎, 山田哲史, 御幸聖樹, 奥村公輔, 高橋雅人, 上代庸平, 柳瀬昇, 山本真敬
- 『緊急事態条項の何が問題か』 岩波書店 2016/05 共著 関西学院大学災害復興制度研究所編
- 『18歳から考える人権』 法律文化社 2015/11 共著 宍戸常寿編
- 『グローバル化時代における生殖技術と家族形成』 日本評論社 2013/12 共著 日比野由利編著
- 『法・制度・権利の今日的変容』 中央大学出版部 2013/03 翻訳書 共訳 上野妙実子編著
- 『憲法入門』 三和書籍 2012/04 原著書 共著 松浦一夫編著、稲葉実香・奥村公輔・片桐直人・山中倫太郎共著
- 『確認 憲法用語300』 成文堂 2008/01 共著 大沢秀介編
論文
- 凍結保存精子を用いた生殖補助医療により出生した子の、性同一性障害者特例法に基づき女性への性別の取扱いの変更の審判を受けた精子提供者に対する認知請求権 東京高裁令和4年8月19日判決(判時2560号51頁) 稲葉 実香 判例時報 2585号 124-129頁 2024/05/01
- リプロダクティヴ・ライツの権利性とのその主体 稲葉実香 法律時報 96巻 4号 23-28頁 2024/04/01 原著論文
- 日本の生殖補助医療法の立法過程 ――専門家の軽視と国民的議論の不在 稲葉 実香 金沢法学 66巻 1号 1-23頁 2023/07/31 査読有
- Le « droit » à l'interruption volontaire de grossesse au Japon – étude comparative avec la France 稲葉 実香 Voyages et rencontres en droit public: Mélanges en l’honneur de Ken Hasegawa, 191-204頁 2023/10/05
- 公職選挙法の欠格条項の憲法適合性 稲葉 実香 憲法研究 11号 119頁 2022/11/03 原著論文 研究論文(学術雑誌)
- 安楽死要件を再考する ―比較法の観点から 稲葉 実香 年報医事法学 37号 8頁 2022/09/10 査読有 原著論文 研究論文(学術雑誌)
- 医療観察法の憲法問題 稲葉 実香 医事法判例百選〔第3版〕 2022/07/30 解説
- 生殖補助医療と親子関係(二・完)――男性のリプロダクティヴ・ライツにかんする一考察 稲葉 実香 金沢法学 64巻 2号 1頁 2022/03/31
- 性同一性障害者特例法における性別適合手術の強制と憲法13条(最決平成31年1月23日判時2421号4頁) 稲葉実香 医事法研究 4号 139頁 2022/02/11
- 神経難病と安楽死 稲葉 実香 曽我部真裕・赤坂幸一・櫻井智章・井上武史編『憲法秩序の新構想 大石眞先生古稀記念論文集』 344頁 2021/09/15 査読無 原著論文
- 生殖補助医療と親子関係(一)――男性のリプロダクティヴ・ライツにかんする一考察 稲葉 実香 金沢法学 63巻 2号 41頁 2021/03/31
- 人工妊娠中絶法制の日仏比較――非犯罪化から権利へ 稲葉 実香 金沢法学 62巻 2号 1-31頁 2020/03/31 査読無
- 「未決拘禁者と閲読の自由――よど号ハイジャック記事抹消事件」 憲法判例百選Ⅰ〔第7版〕 32頁 2019/11
- 欧州における家族法制をめぐる動向――フランスを中心に 稲葉 実香 比較憲法学研究 31号 49-73頁 2019/10/26
- 「人工妊娠中絶妨害罪の拡大――人工妊娠中絶を妨げる軽罪の拡大にかんする2017年3月20日第2017-347号法律」 稲葉実香 日仏法学 30号 2019/10
- 「心神喪失者等医療観察法の規定する処遇及び要件が憲法に違反しないとされた事例」 稲葉 実香 年報医事法学 34号 179-184頁 2019/08
- 戸籍実務と憲法上の権利 稲葉 実香 『比較憲法学の現状と展望 初宿正典先生古稀祝賀』 2018/09/20 原著論文
- 「憲法の立場から見た再婚禁止期間訴訟」 稲葉実香 国際人権 28号 99-103頁 2017/11
- 終末期における患者の権利 (患者と終末期にある人のための新たな権利を創設する2016年2月2日第2016-87号法律) 日仏法学 29号 144-148頁 2017/10 査読無 解説
- 「代理母出産から生まれた子の親子関係――Mennesson対フランス事件」 国際人権 26号 2015/11
- 「死刑確定者の信書発信の権利」 法学セミナー増刊速報判例解説Vol.16新・判例解説Watch 2015/04
- 「受刑者に対する選挙権制限の合憲性」 平成25年度重要判例解説 2014/04
- 「未決拘禁者の閲読の自由――よど号ハイジャック記事抹消事件」 憲法判例百選Ⅰ〔第6版〕 2013/11
- 生命倫理法の改正――生命倫理に関する2011年7月7日の法律第814号 稲葉 実香 日仏法学 27号号 101-104頁頁 2013/07
- 「精神病患者の強制収容と人身の自由、人間の尊厳」 フランス憲法判例研究会編『フランスの憲法判例II』 376-381頁 2013/03 査読無
- 立法紹介「生命倫理法の改正――生命倫理に関する2011年7月7日の法律第814号」 日仏法学 27号 101-104頁 2012/07 査読無
- 「在監者の人権についての一考察」 『憲法改革の理論と展開(下巻)大石眞先生還暦記念論文集』 2012/03 査読有 原著論文
- 「人権の階層化のこころみ ~条約における「停止し得ない権利」を題材として~」 『各国憲法の差異と接点 初宿正典先生還暦記念論文集』 2010/10 査読有 原著論文
- 「性同一性障害者の性別変更における子なし要件」 稲葉実香 法学教室342号別冊「判例セレクト2008」 5頁 2009/02
- 「生命の不可侵と自己決定権の狭間(二・完)――安楽死問題の憲法上の位置づけに関する一考察――」 稲葉実香 法学論叢 158巻 2号 54-82頁 2005/11 査読有 原著論文
- 「生命の不可侵と自己決定権の狭間(一)――安楽死問題の憲法上の位置づけに関する一考察――」 稲葉実香 法学論叢 158巻 1号 47-71頁 2005/10 査読有 原著論文
- 「フランスにおける安楽死議論の歩み(二・完)――『人間の尊厳』原理の憲法化の中で――」 稲葉実香 法学論叢 152巻 3号 88-112頁 2002/12 査読有 原著論文
- 「フランスにおける安楽死議論の歩み(一)――『人間の尊厳』原理の憲法化の中で――」 稲葉実香 法学論叢 152巻 1号 88-113頁 2002/10 査読有 原著論文
- 旧優生保護法下の強制不妊手術の合憲性――旧優生保護法国賠請求事件(大阪高等裁判所2023(令和5)年3月23日判決) 稲葉実香 国際人権 34号 92-94頁 2023/10/30
- 市庁舎前広場の利用不許可と集会の自由 稲葉実香 新・判例解説Watch 33号 27-30頁 2023/10/25
講演・口頭発表等
- リプロダクティヴ・ライツの権利性――日本法の現在(会議名:シンポジウム「リプロダクティブ・ヘルス/ライツの多角的検討」)(2024/03/28)
- La jurisprudence récente relative à la loi japonaise portant dispositions spéciales pour les patients d'un trouble de l'identité de genre(会議名:第15回日仏公法セミナー)(2024/03/13)
- La législation sur l'assistance médicale à la procréation au Japon(会議名:第14回日仏公法セミナー)(2023/02/23)
- フランス妊娠中絶法にみる権利の承認・実現過程(会議名:第40回慶應義塾大学フランス公法研究会)(2022/02/06)
- 生殖補助医療への同意とリプロダクティヴ・ライツ(会議名:北陸公法判例研究会)(2021/11/27)
- 安楽死要件を再考する――比較法の観点から――(会議名:日本医事法学会第51回研究大会)(2021/11/21)
- 生殖補助医療と親子関係――父子関係を中心に――(会議名:京都生命倫理研究会)(2020/12/12)
- フランス妊娠中絶法のあゆみ――非犯罪化から権利へ(会議名:2019年度第3回北陸公法判例研究会)(2019/07/21)
- 欧州における家族法制をめぐる動向――フランスを中心に(会議名:第30回比較憲法学会)(2018/10/27)
- 「憲法の立場から見た再婚禁止期間訴訟」(会議名:国際人権法学会第28回研究大会)(2016/11/13)
- 「大規模災害における人権保障」(会議名:第13回都市防災研究協議会)(2016/10/31)
- 「死刑確定者の信書発信の権利」(会議名:北陸公法判例研究会)(2016/03/05)
- プライヴァシー権と戸籍事務 ~性同一性障害者の子の嫡出性をめぐる最高裁判所決定を題材に~(会議名:北陸公法判例研究会)(2014/03/15)
- 生殖補助医療とリプロダクティブ・ライツ:憲法学の立場から(会議名:生殖テクノロジーとヘルスケアを考える研究会公開報告会 『グローバル化時代における生殖技術と家族形成』)(2013)
- 「強制入院と人身の自由――フランス憲法院QPC2010年11月26日第2010-71号決定を題材に」(会議名:北陸公法判例研究会)(2013/03/23)
- 生殖補助医療と憲法(会議名:生殖テクノロジーとヘルスケアを考える研究会 公開セミナー)(2012)
- 強制入院と人身の自由(会議名:慶應大学フランス公法研究会)(2011)
- 緊急事態における人権保障(会議名:北陸公法判例研究会)(2011)
- リプロダクティヴ・ライツの保障と家族法(会議名:京都大学学術創生研究費『憲法と私法秩序』研究会)(2010)
その他(報告書など)
- 書評「二宮周平編『LGBTQの家族形成支援――生殖補助医療・養子&里親による――』 稲葉 実香 年報医事法学 38号 221-226頁 2023/09/25 ⑫書評・文献紹介等
- 生殖補助医療法立法過程における国民的議論の欠如 稲葉 実香 法学館憲法研究所 オピニオン 2023/03/27 ⑭その他記事
- 法学のアントレ第13回 ゼミ「ぽっぽーゼミ、東京へ行く」 稲葉実香 法学教室 451号 2-3頁 2018/03/28 ⑭その他記事
芸術・フィールドワーク
特許
共同研究希望テーマ
科研費
○基盤研究(C)「フランスにおける生命倫理の法制化についての研究」(2019-2023) 代表者
競争的資金・寄付金等
共同研究・受託研究実績
A-STEP採択課題
学域・学類担当授業科目
○日本国憲法概説(2022)
○演習(2022)
○演習(2022)
○演習(2022)
○演習(2022)
○憲法(人権)A(2021)
○演習(2021)
○憲法(人権)B(2021)
○演習(2020)
○日本国憲法概説(2020)
○総合法学演習(2019)
○演習(2019)
○憲法第一部(2019)
○演習(2019)
○憲法第一部(2019)
○総合法学演習(2018)
○演習(2018)
○演習(2018)
○総合法学演習(2017)
○憲法第一部(2017)
○憲法演習(2017)
大学院担当授業科目
○基礎演習Ⅰ(2022)
○憲法(2022)
○憲法(2022)
○基礎演習Ⅰ(2022)
○医事法(2022)
○基礎演習Ⅰ(2021)
○憲法(2021)
○現代法の諸問題(2020)
○憲法(2020)
○基礎演習Ⅰ(2020)
○基礎演習Ⅱ(2020)
○憲法(2019)
○現代法の諸問題(2019)
○基礎演習Ⅰ(2019)
○基礎演習Ⅱ(2019)
○公法Ⅰ(2018)
○医事法(2018)
○医事法(2017)
○公法Ⅰ(2017)
他大学の客員教授
教育活動(FD)に関する研究
国際事業協力
留学生参加の社会活動
審議会等の参加
○石川県情報公開審査会委員(2021/04/12-2023/04/11)
○石川県情報公開審査会委員(2019/04/12-2021/04/11)