一方井 祐子 (いつかたい ゆうこ) 准教授 IKKATAI, Yuko
所属組織・役職等
人間社会研究域 地域創造学系
教育分野
【学士課程】
人間社会学域 地域創造学類 地域プランニングコース
【大学院前期課程】
人間社会環境研究科 地域創造学専攻
所属研究室等
学歴
【出身大学院】
慶應義塾大学大学院 博士課程 社会学研究科 心理学専攻 単位取得満期退学
慶應義塾大学大学院 修士課程 社会学研究科 心理学専攻 修了
【出身大学】
慶應義塾大学 文学部 心理学専攻 卒業
【取得学位】
博士(心理学)
職歴
金沢大学 人間社会研究域 人間科学系 准教授(2021/10-2023/03)
東京大学 カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli-IPMU) 特任研究員(2018/01-2021/09)
滋賀大学 教育学部 特任講師(2017/04-2017/12)
京都大学 物質-細胞システム統合拠点(iCeMS) 科学コミュニケーショングループ(SCG) 特定研究員(2016/04-2017/03)
愛知大学 文学部心理学コース ポストドクター(2015/04-2016/03)
東京大学 理学系研究科・理学部 特任研究員(2013/07-2015/03)
理化学研究所 情動情報連携研究チーム/認知行動連携研究チーム 特任研究員(2013/04-2015/03)
慶應義塾大学 論理と感性のグローバル研究センター 共同研究員(2012/05-2013/03)
独立行政法人日本学術振興会 特別研究員DC1(GCOE)(2009/04-2012/03)
生年月
所属学会
日本科学教育学会
科学コミュニケーション研究会 運営メンバー
学内委員会委員等
受賞学術賞
○第一回日本動物行動振興奨励(2022/10)
○アカデミックデイ大賞(2017)
○伊藤基金による国際鳥類学会議の参加補助(2014)
専門分野
科学技術社会論、科学コミュニケーション論、実験心理学
専門分野キーワード
雷雲ガンマ線,科学技術コミュニケーション,STEM,ELSI,人工知能(AI),数物系,ジェンダー,クラウドサイエンス,社会的行動,サイエンスコミュニケーション,シチズンサイエンス,市民科学,オープンサイエンス,クラウドファンディング,ブンチョウ,セキセイインコ,実験心理学,比較認知,鳥類学,科学コミュニケーション,心理学
研究課題
先端技術に対するELSIのスコア化
STEM分野におけるジェンダーギャップに関する研究
シチズンサイエンスと市民科学の分析および統合に向けた理論枠組みの構築
著書
- AIから読み解く社会 : 権力化する最新技術 = Understanding AI in society : how technology exerts power 東京大学出版会 2023/03 原著書 東京大学B'AIグローバル・フォーラム,板津, 木綿子,Hisano, Ai 9784130530330
- 宇宙開発をみんなで議論しよう 名古屋大学出版会 2022/06/30 原著書 分担執筆 呉羽真(編),伊勢田哲治(編)
- 発達科学ハンドブック11 ジェンダーの発達科学 新曜社 2022/05/20 原著書 分担執筆 横山広美,一方井祐子
- 研究者・研究職・大学院生のための対話トレーニング : きく、伝える、分かち合う ナカニシヤ出版 2021/03 原著書 編著 加納圭(編),水町衣里(編),城綾実(編),一方井祐子(編) 9784779513565
- 生き物と音の事典 朝倉書店 2019/11 分担執筆 生物音響学会 9784254171679
- CARLS Series of Advanced Study of Logic and Sensibility Vol.5 2012 2012 分担執筆 Ikkatai, Y,Watanabe, S
- CARLS Series of Advanced Study of Logic and Sensibility Vol.4 2010 2011 分担執筆 Ikkatai, Y,Izawa, E,Watanabe, S
- CARLS Series of Advanced Study of Logic and Sensibility Vol.3 2009 2010 分担執筆 Ikkatai, Y,Watanabe, S
論文
- Support and trust in the government and COVID-19 experts during the pandemic. Frontiers in Communication 7巻 940585号 2022/09/15 査読有 原著論文 研究論文(学術雑誌)
- Artificial intelligence ELSI score for science and technology: a comparison between Japan and the US AI & Society 2022/01/22 査読有 研究論文(学術雑誌)
- 日本における理工系選択 ー女性が感じる見えない壁を可視化するー 一方井祐子 現代化学 610巻 33頁 2022/01 査読無
- Segmentation of ethics, legal, and social issues (ELSI) related to AI in Japan, the United States, and Germany AI and Ethics 2022/09/01 査読有 原著論文 研究論文(学術雑誌)
- Octagon Measurement: Public Attitudes toward AI Ethics International Journal of Human–Computer Interaction Online first巻 2022/01/10 査読有 研究論文(学術雑誌)
- Do chimpanzees enjoy a virtual forest? A pilot investigation of the use of interactive art as a form of environmental enrichment for zoo‐housed chimpanzees American Journal of Primatology 2021/11/11 査読有 研究論文(学術雑誌)
- シチズンサイエンスの多様性:日本における課題を考える 一方井 祐子,小野 英理,榎戸 輝揚 日本生態学会誌 71巻 2号 91頁 2021/07 査読無 原著論文 研究論文(学術雑誌)
- Effect of providing gender equality information on students’ motivations to choose STEM PLOS ONE 16巻 6号 e0252710頁 2021/06/23 査読有 研究論文(学術雑誌)
- スタッフは子どもたちの作品をどのように評価するかーVIVISTOP柏の葉での事例研究ー 一方井祐子,加納圭,佐藤桃子,小寺考明,山森文生,森村吉貴,森幹彦 滋賀大学教育実践研究論集 3巻 33頁 2021/03 査読無 研究論文(大学・研究所等紀要)
- Factors related to girls’ choice of physics for university entrance exams in Japan Physical Review Physics Education Research 17巻 1号 2021/06/21 査読有 研究論文(学術雑誌)
- 高校生のジェンダーステレオタイプと理系への進路希望 井上敦,一方井祐子,南崎梓,加納圭,マッカイユアン,横山広美 科学技術社会論研究 19巻 64頁 2021/05 査読無 研究論文(学術雑誌)
- STEM分野に必要とされる能力のジェンダーイメージ―日本とイギリスの比較研究 一方井祐子,井上敦,南崎梓,加納圭,マッカイユアン,横山広美 科学技術社会論研究 19巻 79頁 2021/05 査読無 研究論文(学術雑誌)
- 宇宙政策を扱う対論型サイエンスカフェ 玉澤春史,一方井祐子 科学技術コミュニケーション 28巻 49頁 2021/03 査読有 研究論文(学術雑誌)
- Masculinity in the public image of physics and mathematics: a new model comparing Japan and England Public Understanding of Science 30巻 7号 810頁 2021/10 査読有 研究論文(学術雑誌)
- 日本におけるオンライン・シチズンサイエンスの現状と課題 一方井祐子 科学技術社会論研究 18巻 33頁 2020 査読無 研究論文(学術雑誌)
- 日本における理工系分野のジェンダー・ギャップの現状 一方井祐子 フィルカル : philosophy & culture : 分析哲学と文化をつなぐ 5巻 1号 286頁 2020 査読無 研究論文(学術雑誌)
- Gender-biased public perception of STEM fields, focusing on the influence of egalitarian attitudes toward gender roles Journal of Science Communication 19巻 01号 A08頁 2020/03/09 査読有 研究論文(学術雑誌)
- Increasing crowd science projects in Japan: Case study of online citizen participation International Journal of Institutional Research and Management 2巻 1号 2018 査読有 研究論文(学術雑誌)
- 科学イベントへの参加意向と実際の参加者層の分析-「サイエンスカフェ」と「サイエンスとアートの融合イベント」との比較- 加納圭,水町衣里,一方井祐子 科学教育研究 44巻 4号 254頁 2020 査読有 研究論文(学術雑誌)
- Masculine public image of six scientific fields in Japan: physics, chemistry, mechanical engineering, information science, mathematics, and biology Journal of Science Communication 19巻 06号 A02頁 2020/11/02 査読有 研究論文(学術雑誌)
- シチズンサイエンスへの参加意欲と科学・技術に対する関心の関係 一方井祐子,小野英理,宇高寛子,榎戸輝揚 科学技術コミュニケーション 27巻 27号 50頁 2020/08 査読有
- Thundercloud Project: Exploring high-energy phenomena in thundercloud and lightning Progress of Theoretical and Experimental Physics 2020巻 10号 2020/10/09 査読有 研究論文(学術雑誌)
- Parental egalitarian attitudes towards gender roles affect agreement on girls taking STEM fields at university in Japan International Journal of Science Education 41巻 16号 2254頁 2019/11/02 査読有 研究論文(学術雑誌)
- オープンサイエンスの鳥瞰図 : 鳥類にかんする市民参加型研究を例に (特集 2017年度生物学史分科会 夏の学校) -- (生物学とオープンサイエンス : 日本社会における歴史・現状・展望) 一方井 祐子 生物学史研究 = The Japanese journal of the history of biology 97号 75頁 2018/08 査読無 研究論文(学術雑誌)
- Science created by crowds: a case study of science crowdfunding in Japan Journal of Science Communication 17巻 03号 A06頁 2018/08/06 査読有 研究論文(学術雑誌)
- 日本の研究者たちは何を重視してクラウドファンディングへの支援を呼びかけたか : 第4のファンディングの可能性 一方井 祐子,マッカイ ユアン,横山 広美 科学技術コミュニケーション = Japanese journal of science communication 24号 55頁 2018/12 査読有 研究論文(学術雑誌)
- 動物園の飼育現場における情報活用状況調査 吉田信明,塩瀬隆之,一方井祐子,田中正之 研究報告情報システムと社会環境 (IS) 9巻 1頁 2018 査読無 研究論文(その他学術会議資料等)
- 高校生を対象とした研究体験で獲得される科学的知識とその限界―PISAの評価枠組みを活用した分析― 水町衣里,一方井祐子,加納圭 科学教育研究 41巻 2号 107頁 2017 査読有
- Encouraging Citizen Motivation of Crowd Science: A Case Study of Kyoto Open Science Activities Proceedings - 2017 6th IIAI International Congress on Advanced Applied Informatics, IIAI-AAI 2017 116頁 2017/11/15 査読有 研究論文(プロシーディング)
- EFFECT OF CONSPECIFIC AND HETEROSPECIFIC VIDEO PLAYBACK ON FOOD CONSUMPTION IN BUDGERIGARS AND BENGALESE FINCHES IKKATAI Yuko,SEKI Yoshimasa PSYCHOLOGIA 59巻 2-3号 81頁 2016 査読有 研究論文(学術雑誌)
- Observing real-time social interaction via telecommunication methods in budgerigars (Melopsittacus undulatus) BEHAVIOURAL PROCESSES 128巻 29頁 2016/07 査読有 研究論文(学術雑誌)
- 東日本大震災後,科学コミュニケーターは何ができたのか 一方井 祐子,横山 広美 科学技術コミュニケーション 19巻 19号 57頁 2016/07 査読有
- Reconciliation and third-party affiliation in pair-bond budgerigars (Melopsittacus undulatus) BEHAVIOUR 153巻 9-11号 1173頁 2016 査読有 研究論文(学術雑誌)
- Eye surface temperature detects stress response in budgerigars (Melopsittacus undulatus) NeuroReport 26巻 11号 642頁 2015/08/05 査読有 研究論文(学術雑誌)
- セキセイインコのつがい形成に伴う社会交渉の変化 一方井 祐子,伊澤 栄一 慶應義塾大学大学院社会学研究科紀要 : 社会学・心理学・教育学 : 人間と社会の探究 73号 49頁 2012 査読無 研究論文(大学・研究所等紀要)
- 公衆の基礎科学への「興味」と「期待」 : 8分野比較 一方井祐子,中村史一,麻生尚文,神谷隆之,近藤菜穂,久保田好美,徳田周子,豊田丈典,古川遼,宮田舞,渡邉俊一,横山広美 科学技術コミュニケーション 11号 83頁 2012/06 査読有 研究論文(学術雑誌)
- Discriminative and reinforcing properties of paintings in Java sparrows (Padda oryzivora) Animal Cognition 14巻 2号 227頁 2011/03 査読有 研究論文(学術雑誌)
- Internet-based services to obtain information on science and technology according to the degree of interest 2020 9th International Congress on Advanced Applied Informatics (IIAI-AAI) 2020/09 研究論文(プロシーディング)
講演・口頭発表等
- AI利用に対する 倫理的態度とその定量化(会議名:勉強会(人工知能の開発・利用をめぐる自律性および関係性の理論分析と社会実装 研究開発プロジェクト))(2022/09/10)
- 理系に女性が少ないのはなぜ?(会議名:金沢大学地域創造学類FD研修)(2022/09/22)
- 「計測と制御」を学ぶ体験型プログラミング教材作成(H-21)(会議名:2022年度電気・情報関係学会北陸支部連合大会)(2022/09/03)
- 高校生を対象とした「計測と制御」を学ぶ体験型プログラミング教材(会議名:第23回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会3P3-B17)(2022/12/16)
- 研究紹介(3分プレゼンテーション)(会議名:ブッキ先生と語ろう:サイエンスコミュニケーション2.0の課題)(2022/10/02)
- 日本における女子生徒の理工系進学の壁 ~社会風土の改善に向けて~(会議名:石川県高等学校理化教育研究大会)(2022/11/15)
- 動物園来園者の生餌に対する許容度:対象種と回答者の年齢による違い(会議名:第76回 ⽇本⼈類学会⼤会・ 第38回 ⽇本霊⻑類学会⼤会 連合⼤会)(2022/09/17)
- 人々はALのELSIにどのような懸念をもつか:日本・アメリカ・ドイツの国際調査(会議名:科学技術社会論学会 第21回年次研究大会)(2022/11/27)
- 与党・野党支持者による政権のコロナ対策支持・専門家信頼の変容(会議名:科学技術社会論学会 第21回年次研究大会)(2022/11/27)
- シチズンサイエンスのこれから(会議名:OPEN SCIENCE MEETUP)(2022/09/23)
- 開かれた知識創出・共有の場はいかに作られるか(会議名:科学技術社会論学会 第21回年次研究大会)(2022/11/27)
- (2022/09/02)
その他(報告書など)
芸術・フィールドワーク
特許
共同研究希望テーマ
科研費
○若手研究「シチズンサイエンスと市民科学の分析および統合に向けた理論枠組みの構築」(2020-2022) 代表者