元山 琴菜 （もとやま ことな） 准教授 MOTOYAMA, Kotona
所属組織・役職等
人間社会研究域 地域創造学系
教育分野
【学士課程】
人間社会学域 地域創造学類 共生社会プログラム
所属研究室等
学歴
【出身大学院】
ハワイ大学マノア校 社会科学研究科 社会学専攻 修士課程 修了
大阪大学大学院 人間科学研究科 人間科学専攻 修士課程 修了
【出身大学】
サンフランシスコ州立大学 保健社会福祉学部 社会学科 卒業
トランスパシフィックハワイカレッジ 卒業
職歴
金沢大学 人間社会研究域地域創造学系 准教授(2025/10-)
北陸先端科学技術大学院大学 総合戦略企画室（兼務） 特任准教授(2025/04-2025/09)
北陸先端科学技術大学院大学 未来知識創造機構 知識イノベーション研究センター 特任准教授(2024/07-2025/09)
北陸先端科学技術大学院大学 共創的国際研究推進本部・特任講師(2024/04-2024/06)
北陸先端科学技術大学院大学 グローバルコミュニケーションセンター・講師(2019/04-2024/03)
Indian Institute of Technology Gandhinagar・Scholar in Resident(2019/08-2021/04)
北陸先端科学技術大学院大学 グローバルコミュニケーションセンター・研究員(2016/08-2019/03)
生年月
所属学会
日本女性学会(201501-)
日本社会学会(202307-)
日本ジェンダー学会(202412-)
日本家族社会学会 研究活動委員会委員(2025-2028)
学内委員会委員等
受賞学術賞
専門分野
社会学、非異性愛
専門分野キーワード
ジェンダー・セクシュアリティ研究,マイノリティ研究,マイクロアグレッション,差別,アイデンティティ,人権,家族社会学,多様性教育
研究課題
性的マイノリティへのマイクロアグレッション、アライ研究、パートナーシップ宣誓制度の評価と課題
著書
- 「性的マイノリティと定位家族」日本家族社会学会編『家族社会学事典』 丸善出版 2023/12/28 分担執筆 日本家族社会学会 4621308343
- 「現代日本社会の『同性愛歓迎ムード』に潜む差別の危険性 : マイクロアグレッション概念を鍵として」牟田和恵編著『フェミニズム・ジェンダー研究の挑戦：オルタナティブな社会の構想』 松香堂書店 2022/05/25 分担執筆 元山琴菜
- あたらしい自分との出会い new self : 「自分らしさ」の発見、「多様性」の尊重、そして「協働」の実現 海象社 2020/11 共著 川西 俊吾,元山 琴菜 9784907717131
論文
- マイノリティ当事者の経験と視点から考察する「アライ」の言動の限界性と課題――誰が可視化・不可視化されるのか 元山琴菜 理論と動態 17巻 1号 109頁 2025 査読有 原著論文 研究論文（学術雑誌）
- 「家族」を手放し、生きる基盤をつくる実践――非シスジェンダーヘテロセクシュアルを生きる「親子」の生活史から 家族社会学研究 35巻 1号 62頁 2023/04 原著論文 研究論文（学術雑誌）
- 差別解消に向けたアイデンティティの構築――「同性愛者」のアイデンティティをめぐる歴史から 元山 琴菜 日本の科学者 55巻 6号 26頁 2020/06 査読有 原著論文 研究論文（学術雑誌）
- “Coming Out” as a family with an LGB member in Japan: Normalizing strategies and negotiating with social norms 元山 琴菜 Contemporary Japan 31巻 2号 159頁 2019/07/03 査読有 原著論文 研究論文（学術雑誌）
- 日本における非異性愛をカムアウトされた家族の受け容れ――差別への働きかけとしての＜ふつう戦略＞とその可能性 元山琴菜 理論と動態 10巻 24-51頁 2018/02 査読有 原著論文 研究論文（学術雑誌）
- Experiences of Coming Out in Japan: Negotiating Perceived Homophobia Kotona Motoyama Asia-Pacific Social Science Review 15巻 2号 75-92頁 2015 査読有 原著論文 研究論文（学術雑誌）
- 「カミングアウトされた家族」から＜非異性愛者をもつ家族＞になることとは――「家族崩壊」に対応する母親役割に着目して 元山 琴菜 家族社会学研究 26巻 2号 114-126頁 2014 査読有 原著論文 研究論文（学術雑誌）
講演・口頭発表等
- 気づかなかった被差別経験に関する聞き取り調査の危険性と調査協力者との協働の可能性の模索(会議名：日本社会学会)(2024/11/10)
- Microaggressions and their Impacts on Sexual Minority in Japanese Society(会議名：International Conference on Gender and Sexuality)(2024/09/20)
- マイクロアグレッションに対するアライの戦略的介入方法――「マイクロインターベンション」の概念整理から」(会議名：日本社会学会)(2023/10/09)
- セクシュアリティをめぐる家族の抑圧と解放――インターセクショナリティの視点から(会議名：第32回日本家族社会学会大会 公開シンポジウム「性的マイノリティと家族研究」)(2022/09)
- インターセクショナリティを軸に見る「マイノリティ」の実践(会議名：第13回対人援助学会)(2022/01/30)
- Coming Out as Families of an LGB Member in Japanese Context: Conflicts and Struggles in the Interior and Exterior Zone(会議名：The 15th European Association for Japanese Studies)(2017/09/02)
- 差別とは何か？――勘違いされやすいポイントとアップデートのポイント(会議名：仁愛大学「ジェンダー構造の地域間比較研究会」)(2023/01/28)
- 非異性愛者を持つ家族のカミングアウト事情と「ふつう」の書きかえ(会議名：日本家族社会学会第26回大会)(2016/09/11)
- Overcoming Heteronormativity?! The Experiences of Families of Non-heterosexual Member in Japan(会議名：The 12th Women's World Congress)(2014/08/19)
- The Reaction of Mothers of Non-heterosexual Children and their Roles: Gendered Response to Coming Out(会議名：The 18th International Sociological Association World Congress of Sociology)(2014/07/14)
- ＜非異性愛者をもつ家族＞にとっての＜家族＞とは――カミングアウトされた家族（母親）の葛藤における母親役割に着目して(会議名：第23回日本家族社会学会)(2013/09/07)
その他（報告書など）
芸術・フィールドワーク
特許
共同研究希望テーマ
科研費
○若手研究「セクシュアリティをめぐる差別・抑圧の相克に向けた交渉戦略モデルの構築に関する研究 」(2022-2025) 代表者
競争的資金・寄付金等
○競争的資金(学外) (2025/06-2026/03) 研究 パートナーシップ制度の評価と課題に関する大学-地域の循環型研究 仁愛大学 学内共同研究費 仁愛大学
○競争的資金(学外) (2021/09-2022/08) 研究 現代日本的特徴に即したインターセクショナリティの理論構築に関する研究：複合的マイノリティに対するインタビュー調査から 研究助成 公益財団法人村田学術振興財団
○助成金 (2014/07-2014/11) 研究 日本における非異性愛者をもつ家族とカミングアウト――家族の葛藤と『受け入れ』過程 2014年竹村和子フェミニズム基金助成 竹村和子フェミニズム基金
共同研究・受託研究実績
○多様性理解に関する研究2024 (2024-2025)
○グローバル教育と多様性理解に関する研究 (2019-2024)
○Diversity Studiesに関する研究(2018-2020)
A-STEP採択課題
学域・学類担当授業科目
○ダイバーシティ論(2025)
○学類基礎演習II(2025)
大学院担当授業科目
他大学の客員教授
教育活動（FD）に関する研究
国際事業協力
留学生参加の社会活動
審議会等の参加
○日本家族社会学会研究活動委員会委員(2025/09-2028/09)
○「石川県性的指向及び性同一性の多様性に関する県民の理解の増進に関する 条例（仮称）」及び「石川県パートナーシップ宣誓制度（仮称）」 検討に係る有識者会議委員(2023/05-2023/08)
講演可能なテーマ
○性の多様性（LGBTQ＋）、人権、多様性、アンコンシャスバイアス
その他公的社会活動
○レインボー敦賀 #ダイバーシティ(202108-) 性の多様性を尊重を目指した市民団体：講演・研修の実施、勉強会・交流会の実施