伊藤 正樹 (いとう まさき) 教授 ITO, Masaki
所属組織・役職等
理工研究域生命理工学系
教育分野
【学士課程】
理工学域 生命理工学類 生命システムコース
【大学院前期課程】
自然科学研究科 自然システム学専攻
【大学院後期課程】
自然科学研究科 自然システム学専攻
所属研究室等
植物発生生物学
学歴
【出身大学院】
東北大学 修士課程 大学院理学系研究科 生物学専攻 1990/03 修了
東北大学 博士課程 大学院理学系研究科 生物学専攻 1992/07 単位取得満期退学
【取得学位】
博士(理学)
職歴
名古屋大学 農学部生化学制御施設 助手(1992/08-1993/03)
名古屋大学 生物分子応答研究センター 助手(1993/04-1994/03)
東京大学 大学院理学系研究科植物学専攻 助手(1994/04-1995/03)
東京大学 大学院理学系研究科生物科学専攻 助手(1995/04-2000/03)
名古屋大学 大学院生命農学研究科・生命技術科学専攻 准教授(2003/04-2019/03)
金沢大学 理工研究域・生命理工学系 教授(2019/04-)
生年月
所属学会
日本植物学会 広報委員会委員長(2019-2021)
日本植物生理学会 代議員(2019-2021)
日本植物細胞分子生物学会
日本分子生物学会
学内委員会委員等
受賞学術賞
専門分野
植物発生学、植物生理学
専門分野キーワード
研究課題
植物幹細胞の非対称分裂における細胞運命決定と細胞周期制御との関連
APC/Cユビキチンリガーゼ複合体はサイクリンなどのM期制御因子の細胞周期依存的な分解制御を担っている。当研究室では植物に特異的なAPC/C阻害タンパク質GIG1を同定し、その制御メカニズムや生理機能の研究を行っている。gig1変異体では気孔を形成する前駆細胞の非対称分裂に異常をきたし、本来2つの娘細胞に分配される細胞運命が混在する細胞(Mixed-fate cell)が生じてしまう。細胞壁を持つ植物細胞には他の生物で知られるような仕組みとは本質的に異なる非対称分裂の仕組みが存在する可能性があり、gig1変異体の表現型を手掛かりに、この謎にアプローチしようとしている。