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研究者情報

データ更新日:2017年05月23日

藤本 茂 (ふじもと しげる) 准教授 Shigeru Fujimoto

所属組織・役職等

国際基幹教育院 GS教育系
准教授

教育分野

【学士課程】
国際基幹教育院 GS教育部門 グローバル時代の政治経済学

所属研究室等

総合教育1号館703号室

学歴

【出身大学院】
京都大学大学院 博士課程 現代経済学 1999/03 単位取得満期退学
京都大学大学院 修士課程 現代経済学 1996/03 修了
【出身大学】
京都大学 経済学部 経済学科 1994/03 卒業
【取得学位】
博士(経済学)
経済学修士

職歴

金沢大学 国際基幹教育院 准教授(2016/08/01-)
防衛大学校 公共政策学科/総合安全保障研究科 准教授(2007/04/01-2016/07/31)
防衛大学校 公共政策学科/総合安全保障研究科 助教授(2003/10/01-2007/03/31)
防衛大学校 公共政策学科/総合安全保障研究科 講師(2001/04/01-2003/09/30)
鈴鹿国際大学 国際学部国際関係学科 講師(1999/04/01-2001/03/31)
日本学術振興会 特別研究員DC1(1996/04/01-1999/03/31)

生年月

所属学会

日本経済学会
日本財政学会
進化経済学会
国際財政学会(IIPF)
公共選択学会
日本国際政治学会
国際関係学会(ISA)

学内委員会委員等

○GS科目企画部会 委員(2017-)
○カリキュラム調整委員会 委員(2017-)
○GS科目予算委員会 委員(2016-)

受賞学術賞

専門分野

公共財、公共政策、公共選択論、安全保障、計算機シミュレーション、ゲーム理論、計算機シミュレーション、進化経済学、国際政治経済学、安全保障、グローバルスタディーズ、サイバーセキュリティ、新科学技術、公共財ゲーム、ネットワーク科学、安全安心システム、地域ネットワーク

専門分野キーワード

グローバル公共財, 公共財理論, ネットワーク科学, 安全保障, サイバーセキュリティ, 危機管理システム, 公共政策

研究課題

地域社会の危機管理能力強化のための公共政策:公共財理論とネットワーク科学の融合

 現在、私たちの周辺には安全と安心を脅かす多くの危機が潜んでいる。これら危機には、地域社会など集団による協力した対応が必須となる。本研究は、この安全と安心のための危機管理対策を公共財供給機構ととらえ、地域社会による公共財供給のための協力促進制度と政府による効果的な支援政策の解明、を目的とする。その際、貢献度の低い水準で公共財の総量が決定する型の集計技術を想定する。これを基盤とする公共財ゲームを設定し、協力促進制度として有効とされる局所的相互作用などの再検討と新たな制度の解明を通じて、危機管理能力強化のための公共政策の方向性を示す。本研究は、社会集団特有の複雑なネットワーク構造による計算困難性を抱えるが、計算機実験および被験者実験によるネットワーク科学の手法を援用することで克服する。

科学技術革新と武力紛争形態の変容:新しい戦争に対する国際法整備のための学際研究

ロボット兵器、無人航空機、サイバー攻撃など、近年の急速な科学技術の発達によって、武力紛争の形態は大きく変化している。しかし、こうした変化に対応するための国際法体系の整備は追いついていない。この現状に対して、本研究は、上記の新しい技術・兵器への国際法規制に関する研究を先駆的に試みる。本研究では、「新技術・新兵器が既存の際法諸原則に与える影響の検討」、「新技術・新兵器が内包する倫理的問題に対する国際法の対応の検証」、「国際法規則が民生技術発展に与える影響の分析」、「国際法規制が持つ政策的効果の分析」、「規制論が持つ科学技術的問題点の解明」、「平和的技術開発の提案」などに取り組む。技術・兵器が大量に使用された後に、事後的に規制を行ってきた従来の国際法議論とは異なり、この新しい技術・兵器の規制は、事前に検討されているという特徴を持つ。この特殊性に対処するために本研究は、政策科学および知能情報工学と協力する学際的手法を採用する。これにより本研究は、国際法の成果のみならず、政策評価と技術開発という多彩な研究成果の創出を実現する。

革新的技術の国際法政治経済への影響の分析:技術開発と国際規制のための新学術基盤

 現代社会における革新的技術の急速な浸透は、人々の生活に歴史上経験のない変化をもたらしている。無人機(ドローン)、兵器・介護ロボット、サイバー攻撃、電子商取引、金融フィンテック、自動運転車など、これらの話題がニュースにならない日はない。しかしこれらの新たな技術は、人々に恩恵をもたらすと同時に、様々な課題も生み出している。ドローンによるプライバシー侵害や事故、その兵器使用に伴う「機械による殺傷」という倫理問題、サイバー攻撃による機密漏洩、金融市場における世界連鎖的急変動、電子取引における不正使用などが、その典型例である。新技術の社会利用がもはや不可逆的趨勢である以上、現代社会にとっての課題は、これら技術を排除することではなく、技術発展と規制をうまく制御する社会制度を構築することである。本研究は、この社会制度構築という社会的要請に注目し、そのための学術的基礎の確立を目指すものである。
 現代科学技術の革新的発展は社会生活のあらゆる領域に浸透しているが、その広範な全領域を本研究の対象とすることは困難である。そこで本研究では、その国際政治経済的側面に焦点を絞る。本研究の目的を一言でまとめると「先端技術の推進および規制のための国際的社会制度の構築を実現する学術的基礎の確立」といえる。本研究では、この国際社会制度を「技術開発・規制のグローバル公共財」と呼ぶ。グローバル公共財とは、国際条約・組織・慣習など、公式・非公式のさまざまな国際ルールを包括的に指す一般概念である。

公共財理論とネットワーク科学の融合によるグローバル公共財理論の構築

冷戦の終結以降、グローバリゼーションの進展と新興国の台頭などを受けて、国際社会の秩序は大きく脅かされている。国際社会の喫緊の課題は、多様な主体が関与する複雑な諸問題を、それら主体間の協力により解決し、新たな秩序を形成するための仕組みの確立である。しかし、従来の社会科学の方法では、多様な問題と主体の組み合わせが作り出す複雑な状況の分析が困難であった。自身のライフワークである本研究課題は、この隘路を脱するため、ネットワーク科学の手法と公共財理論の融合による新たな学術基盤の創出に挑戦し、国際社会の要請に応えることを目的としている。

著書

  • 台頭するインド・中国~相互作用と戦略的意義~ 千倉書房 2015/03/01 原著書 分担執筆 田所昌幸編 978-4-8051-1057-7
  • グローバルな危機の構造と日本の戦略-グローバル公共財学入門 晃洋書房 2013/11/01 原著書 共編者 吉田和男, 藤本茂編著 978-4-7710-2484-7
  • 現代国際関係入門 ミネルヴァ書房 2012/04/20 原著書 分担執筆 竹内俊隆編著 978-4-623-06269-0
  • 地球秩序のシミュレーション分析 グローバル公共財学の構築に向けて 日本評論社 2009/03/30 原著書 分担執筆 吉田和男, 井堀利宏, 瀬島誠編著 978-4-535-55605-8
  • 地球秩序のシミュレーション分析 グローバル公共財学の構築に向けて 日本評論社 2009/03/30 原著書 分担執筆 吉田和男, 井堀利宏, 瀬島誠編著 978-4-535-55605-8

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  • 安全保障学のフロンティアⅡリスク社会の危機管理 明石書房 2007/03/31 原著書 分担執筆 村井友秀, 真山全編 978-4-7503-2535-4
  • 翻訳:クルーグマン/オブストフェルド『国際経済学 第5版』 エコノミスト社 2003/11/01 翻訳書 単訳 吉田和男監訳 978-4873150093
  • 翻訳:P.エドワーズ『クローズド・ワールド』 日本評論社 2003/04/01 翻訳書 単訳 深谷庄一監訳 978-4-535-58252-1

論文

  • 公共選択と国際関係:エージェント・ベース・シミュレーションが開く新たな地平 藤本茂 『公共選択』 64号 101-118頁 2015/07/01 査読無 原著論文 研究論文(学術雑誌)
  • グローバルビジネスの環境変動とグローバル公共財学の役割 藤本茂, 遠藤正寛 『世界経済評論』 58巻 3号 23-27頁 2014/05/01 査読無 原著論文 研究論文(学術雑誌)
  • 「安全保障」の経済学の再構築 グローバル公共財学による接近 藤本茂 『経済論叢』 185巻 1号 33-48頁 2012/01/01 査読無 原著論文 研究論文(大学・研究所等紀要)
  • Alliance Formation and Better-Shot Global Public Goods: Theory and Simulation Shintaro Nakagawa, Makoto Sejima, Shigeru Fujimoto Evolutionary and Institutional Economic Review  6巻 2号 201-225頁 2010/03/01 査読有 原著論文 研究論文(学術雑誌)
  • Simulation Analysis of Global Orders Based On the Concept of Global Public Goods Kazuo Yoshida, Makoto Sejima, Shigeru Fujimoto Evolutionary and Institutional Economic Review  6巻 2号 143-157頁 2010/03/01 査読有 原著論文 研究論文(学術雑誌)

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  • グローバル公共財としての安全保障 藤本茂 『フィナンシャル・レビュー』 98号 61-83頁 2009/12/01 査読有 原著論文 研究論文(学術雑誌)
  • 国際システムにおける「制度」の役割に関する経済学的分析-クラブ理論による解明 藤本茂 『国際政治』 132号 120-136頁 2003/02/01 査読有 原著論文 研究論文(学術雑誌)
  • 複雑系としてのポスト冷戦期の国際安全保障システム~グローバル公共財とローカル公共財によるアプローチ~ 藤本茂 『企業研究』 2号 51-67頁 2003/01/01 査読無 原著論文 研究論文(大学・研究所等紀要)
  • 国際公共財供給費用分担問題に関する考察:クラブ理論によるアプローチ 藤本茂 『鈴鹿国際大学紀要』 8巻 53-60頁 2002/03/01 査読有 原著論文 研究論文(大学・研究所等紀要)
  • ポスト冷戦期の国際システムにおける安全保障上の課題 藤本茂 『鈴鹿国際大学紀要』 6巻 131-159頁 2000/03/01 査読有 原著論文 研究論文(大学・研究所等紀要)
  • 国際公共財としての IMF・世界銀行 藤本茂 『海外事情』 2000年巻 1月号号 2-16頁 2000/01/01 査読無 原著論文 研究論文(学術雑誌)
  • 二段階ゲームによる国際秩序形成 吉田和男, 藤本茂 『公共選択の研究』 29号 6-18頁 1997/12/01 査読有 原著論文 研究論文(学術雑誌)

講演・口頭発表等

  • グローバル公共財学とは(会議名:グローバル公共財研究センター主催公開学術研究会「グローバル公共財学の構築とその応用」)(2016/11/12)
  • 国際経済の基礎理論(会議名:横須賀市市民大学講座「国際関係論」)(2015/11/08)
  • 防災の経済学 ~自助・公助・共助と公共財~(会議名:第16回三浦半島地域防災懇話会)(2015/09/15)
  • 新興国の台頭と世界の秩序変動(会議名:慶應義塾大学東アジア研究所公開研究会)(2015/01/30)
  • 国際経済の基礎理論(会議名:横須賀市市民大学講座「国際関係論」)(2014/12/07)

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  • 公共選択と国際関係:シミュレーション(会議名:公共選択学会2014年度大会)(2014/11/29)
  • 日本の経済成長戦略を考える~スマートパワーで切り開く~(会議名:21世紀日本フォーラム・サマーフォーラム)(2014/08/31)
  • 多様な主体によるグローバル公共財の供給:社会的なジレンマの解消に向けて(会議名:第1回「対立する国家間の経済的相互依存」研究会)(2013/08/05)
  • 国際経済の理論(会議名:横須賀市市民大学講座「国際関係論」)(2012/11/24)
  • 世界の中の日本経済(会議名:21世紀日本フォーラム・サマーフォーラム)(2012/08/31)
  • 中国、インドの台頭による新たな国際秩序の生成~シミュレーションによる解明に向けて(会議名:「台頭する中印」研究会)(2011/07/18)
  • 国際経済の仕組み(会議名:横須賀市市民大学講座「国際関係論」)(2010/11/28)
  • グローバル公共財の理論(会議名:日本国際政治学会2010度研究大会)(2010/10/29)
  • 2030年の米国経済(会議名:「2030年の米国」研究会)(2010/02/18)
  • 民主党政権の経済政策(会議名:21世紀日本フォーラム・セミナー)(2009/12/26)
  • Simulating Alliance Formation and Better-Shot Global Public Goods(会議名:Western Economic Association International Pacific Rim Conference)(2009/03/25)
  • 経済学と国際政治(会議名:横須賀市市民大学講座「国際関係論」)(2008/12/07)
  • The Analysis of the Life-Cycle Process of the Global Order -from the Perspective of the Global Public Goods-(会議名:63rd Congress of the International Institute of Public Finance)(2007/08/29)
  • グローバル公共財としての地球秩序の生成と崩壊(会議名:公共選択学会2006年度大会)(2006/07/02)
  • 国際政治経済論(会議名:横須賀市市民大学講座「国際関係論」)(2005/11/27)
  • グローバル公共財のシミュレーション分析(会議名:日本国際政治学会2005年度研究大会)(2005/11/18)
  • 国際関係のエージェントシミュレーション(会議名:第1回エージェント社会科学シンポジウム)(2003/12/21)
  • 安全保障の経済学(会議名:横須賀市市民大学講座「国際関係論」)(2003/11/22)
  • 国際安全保障システムの経済学的分析(会議名:防衛経済学セミナー)(2003/03/19)
  • グローバル公共財としての21世紀の平和と安全保障(会議名:進化経済学会 非線形問題研究部会セミナー)(2001/12/08)
  • 国際公共財論の構築に向けて(会議名:第36回鈴鹿国際大学開発と文化研究センター例会)(2000/11/22)
  • 21世紀の世界と日本:日本の経済力となすべきこと(会議名:鈴鹿国際大学公開講座)(2000/03/18)
  • 国際公共財としての安全保障政策(会議名:公共選択学会 1998年度大会)(1998/06/28)
  • 国際公共財としての国際秩序(会議名:理論・計量経済学会(現日本経済学会))(1996/09/23)

芸術・フィールドワーク

特許

共同研究希望テーマ

○グローバルな政治・経済・サイバー空間の秩序形成にむけた協力体制の構築
○危機管理ネットワークの理論分析

科研費

○基盤研究(C)「地域社会の危機管理能力強化のための公共政策:公共財理論とネットワーク科学の融合」(2017-2019) 代表者
○基盤研究(B)特設分野研究「科学技術革新と武力紛争形態の変容:新しい戦争に対する国際法整備のための学際研究」(2015-2017) 分担者
○基盤研究(A)「対立する国家間の経済的相互依存:緊密なシステムのヘテロ化による諸影響」(2013-2015) 分担者
○基盤研究(C)「機械学習による政治・経済データからのシミュレーションモデル生成」(2011-2013) 分担者
○基盤研究(S)「グローバル公共財としての地球秩序に関するシミュレーション分析」(2005-2009) 分担者
○基盤研究(A)「ポスト冷戦期の平和と安全保障のための国際公共財~国際社会にいかにして新しい秩序をもたらすのか~」(2001-2004) 分担者
○特別研究員研究奨励費(DC1)「国際公共財供給における政策協調の在り方」(1996-1999) 代表者

学域・学類担当授業科目

○グローバル時代の政治経済学(2017)
○グローバル時代の政治経済学(2017)
○グローバル時代の政治経済学(2017)
○グローバル時代の政治経済学(2017)
○グローバル時代の政治経済学(2017)
○グローバル時代の政治経済学(英語クラス)(2017)
○グローバル時代の政治経済学(2017)
○グローバル時代の政治経済学(2017)
○グローバル時代の政治経済学(英語クラス)(2017)
○グローバル時代の政治経済学(英語クラス)(2017)
○グローバル時代の政治経済学(2017)
○グローバル時代の政治経済学(2017)
○グローバル時代の政治経済学(2017)
○グローバル時代の政治経済学(2017)
○グローバル時代の政治経済学(2017)
○グローバル時代の政治経済学(2017)
○グローバル時代の政治経済学(2017)
○グローバル時代の政治経済学(英語クラス)(2017)
○グローバル時代の政治経済学(英語クラス)(2017)
○グローバル時代の政治経済学(2017)
○グローバル時代の政治経済学(2017)
○グローバル時代の政治経済学(2017)
○グローバル時代の政治経済学(2017)
○グローバル時代の政治経済学(英語クラス)(2017)
○グローバル時代の政治経済学(2017)
○グローバル時代の政治経済学(2017)
○グローバル時代の政治経済学(2017)
○グローバル時代の政治経済学(2017)
○グローバル時代の政治経済学(2017)
○グローバル時代の政治経済学(2017)
○グローバル時代の政治経済学(2017)
○グローバル時代の政治経済学(2017)
○グローバル時代の政治経済学(2017)
○グローバル時代の政治経済学(2017)
○グローバル時代の政治経済学(2017)
○グローバル時代の政治経済学(2017)
○グローバル時代の政治経済学(2017)
○グローバル時代の政治経済学(2017)
○グローバル時代の政治経済学(2017)
○グローバル時代の政治経済学(2017)
○グローバル時代の政治経済学(2016)
○グローバル時代の政治経済学(2016)
○グローバル時代の政治経済学(2016)
○グローバル時代の政治経済学(2016)
○グローバル時代の政治経済学(2016)
○グローバル時代の政治経済学(2016)
○グローバル時代の政治経済学(2016)
○グローバル時代の政治経済学(2016)
○グローバル時代の政治経済学(2016)
○グローバル時代の政治経済学(2016)

大学院担当授業科目

他大学の客員教授

教育活動(FD)に関する研究

国際事業協力

留学生参加の社会活動

審議会等の参加

○横須賀市入札監視委員会委員(2009/07/01-2014/06/30)

講演可能なテーマ

○グローバル安全保障/セキュリティの現在と将来(キーワード:安全保障、政治経済、サイバー)
○危機管理ネットワークの公共政策(キーワード:安全・安心、公共財)

その他公的社会活動

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